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矢萩渉



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矢萩渉

木をきる

Lyricist:松井五郎
Composer:矢萩渉

森の向こう側に
なにがあるのか
俺は木をきるのさ
大きな斧で
どこまでも いつまででも

たとえ風が吹こうと
雨が降ろうと
俺は木をきるのさ
いつもの斧で
汗をふき 力いれて

からだに鞭打ち 骨までも唸らせ
少しも休まず なにも考えないで
俺は木をきる

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道がないところも
道になるなら
俺は木をきるのさ
ひとつの斧で
夜明けから 真夜中まで

誰も見てなくても
誰が見てても
俺は木をきるのさ
大事な斧で
腹ペコに 気がついても

笑いもしないし 泣いたりもしないで
仕事だ 仕事だ 骨までも唸らせ
少しも休まず わき目などふらないで
俺は木をきる